くも膜下出血…命を脅かす恐ろしい病気【知ってる?SAH】
年齢

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人は加齢と共に健康の維持が難しくなっていくものです。腰の曲がりや関節痛、そして病気への抵抗力の低下などが老化現象として発生していきます。では、老化による影響はくも膜下出血の発病にどのような形で関わっているのでしょうか? くも膜下出血と年齢の関係について紹介していきます。

年齢の違いが発症に関係する?

病気についての情報で重要な情報の順番は「原因」「治療法」「名医・専門医の居所」、そして「発症しやすい年齢」であるといえます。

発病原因は予防を意識した生活習慣を徹底するなどの対策を実行できれば避けられるものですが、年齢は誰にも避けることが出来ないものだからです。くも膜下出血の場合、年齢と発症に関係はあるのでしょうか?

発症しやすい年齢は?

くも膜下出血発症のピークとなるのは、40代から50代に掛けての年齢層です。男性にとっては「働き盛り」と言われる年齢であると同時に、長年に渡って蓄積された疲労やストレスから様々な病気が発症しやすくなる年齢でもあります。

女性の場合は更年期に入る時期であり、更年期障害によるホルモンバランスの影響が身体に強く現れることが多くなります。

特に男性の場合、激務から来るストレスでくも膜下出血だけでなく脳梗塞や心筋梗塞などを発症しやすくなっている年齢でもあるため、健康に一層の気配りをしなければならないものといえます。

若い世代にも増える発症例

くも膜下出血が40代以降に発症のピークを迎えるといっても、それ以下の年齢層には絶対に起こらないというわけではないのです。最近は20代〜30代で発症するケースも多く、中には18歳で発症したというケースも報告されています。

若い世代には健康にいささか無頓着な面があるものといえます。無理なダイエットをしたり、味付けの濃い食事を好んだりといった生活習慣をはじめ、体調を崩しても病院に行きたがらないなど病気を見過ごす原因になる行動がしばしば見られるものです。

子供でも発症する場合があるの?

くも膜下出血には、高血圧や外傷などから発症する場合と先天的な血管奇形が脳動脈に現れることで発症する場合があります。特に先天的な血管の奇形は子供のくも膜下出血の原因となる場合が多いことが分かっています。

子供のくも膜下出血の原因となるのは「脳動静脈奇形」という先天性の疾患で、場合によってはくも膜下出血を発症するまで気付かれないことさえあるのです。

脳動静脈奇形の場合、精密検査で発症前に発見できればガンマナイフで治療できますが、本人に自覚症状が現れないため早期発見はなかなか難しいようです。

高齢者の場合について

60代以上の高齢者の場合、くも膜下出血を発症すると治療後の五年生存率や予後の経過が悪化することが分かっています。

老化で回復力が低下していることや、血管自体が弱っていることなどが症状と予後を悪化させる原因となっているのです。高齢になれば、二人に一人が発病リスクである高血圧を患うといわれているため、さらに注意しなければならないのです。

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