くも膜下出血…命を脅かす恐ろしい病気【知ってる?SAH】
ストレス

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生活の中では、些細なことでもストレスを感じ溜め込んでしまうことは少なくないものです。理不尽な出来事や上からの叱責、思い通りに行かないことなどストレスの源は様々です。ここでは、ストレスを溜め込むことでくも膜下出血の発病リスクが高まるということについて解説していきます。

ストレスはくも膜下出血を引き起こす?

現代社会で生活する上では、ストレスとの上手な付き合い方を暗黙のうちに求められているといえます。

ストレスを溜め込んだままでは体調の乱れや病気にかかりやすくなるなどの健康面の損失や、注意力・集中力の低下によるケアレスミスの連続といった作業効率の低下が起こりやすくなるからです。そして、ストレスの蓄積はくも膜下出血発病に喪多大な影響を及ぼすことになるのです。

なぜストレスで病気が起こる?

「ストレスは万病の元」などというように、ストレスを溜め込んだまま生活していると病気を患いやすくなるものです。

ストレスは実体の存在しない観念的なものですが、長期間に渡って多量に溜め込んでいると肉体面にも強い影響を与えるようになります。

ストレスで発生する病気として上げられるのが「自律神経失調症」です。身体の各部位の代謝機能を制御している自律神経の働きが乱れることによって、頭痛や胃痛など様々な症状が現れる病気です。

自律神経失調症では、循環器系の病気の原因ともなる高血圧も発生します。また、ストレスが溜まっていると病気に対抗する為の免疫力が低下するため病気にかかりやすくなってしまうのです。

女性がくも膜下出血になりやすくなる?

ストレスの蓄積には様々な病気を引き起こしやすくなる性質がありますが、くも膜下出血もストレスの影響下にあるものといえます。2003年に発表された研究では、ストレスの蓄積が多い女性は、ストレスの少ない女性に比べて2.89倍もくも膜下出血の発病リスクが高くなるとされています。

ホルモンバランスの乱れも関係する

くも膜下出血の男女比は、閉経する更年期を境に逆転します。閉経前は男性の発症率が高く、閉経後は女性の発症率が男性を上まってしまいます。

これは、女性ホルモンにくも膜下出血を防止する働きが備わっているためで、閉経によって女性ホルモンの分泌量が減少することが原因となっているのです。

しかし女性ホルモンの分泌はストレスによって阻害されやすく、閉経していない年齢の女性でも女性ホルモンの不足から起こる若年性更年期障害を起こすことがあります。

家族にくも膜下出血を患った人がいる女性は、ストレスに気をつけて生活しなければならないのです。

男性もストレスに注意

ストレスによるくも膜下出血の発病リスク増大は女性にとって深刻な問題です。しかし、男性も全く無縁というわけではありません。

男性の場合、ストレス解消の手段として喫煙・飲酒に走る傾向が強く見られます。それに、高血圧を引き起こす自律神経失調症は男性にも発生する病気なのです。男女問わず、ストレスを溜め込まないよう適度に発散するようにすることがくも膜下出血予防にも健康にも良いといえます。

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