くも膜下出血…命を脅かす恐ろしい病気【知ってる?SAH】
喫煙,飲酒

喫煙・飲酒

20歳になると一人前の大人として認められ、選挙権などの様々な権利が与えられるようになります。同時にタバコやお酒などを嗜むことが法的に許されるようになりますが、健康を害する原因を摂取できるようになるということでもあります。喫煙や飲酒がくも膜下出血に与える影響について解説します。

飲酒や喫煙がくも膜下出血の引き金になる…

酒やたばこは程ほどであればストレスの緩和に繋がる嗜好品ですが、度が過ぎればガンなどの病気の原因となってしまいます。

もちろん、くも膜下出血の発病リスクにも影響が及びます。どのような仕組みによって飲酒・喫煙が発病リスクを高めているのでしょうか?

喫煙が身体に良くない理由

近年は課税に伴う価格の変動が取りざたされることが多いタバコは、健康に悪影響を与えるものとして倦厭されがちです。

タバコの煙には発がん性物質であるニコチンやタールが含まれており、喉頭がん・肺がんの有力な原因と見られているからです。

また、煙に含まれているニコチンや一酸化炭素は血管を収縮させる作用があり、血圧を高めてしまいます。そのため動脈硬化の発病リスクも高まってしまうのです。

飲酒が身体に良くない理由

「酒は百薬の長」「酒は百害の長」という言葉があるように、お酒は適度な摂取量ならば健康に良い影響をもたらしますが、過度の摂取量は肝臓がん・肝硬変のリスクを増大させるなど健康に悪影響を及ぼすものです。

また、飲酒は血行を促進させる作用があるため高血圧の原因にもなってしまいます。長期に渡って多量の飲酒を続ければ、不整脈が起こりやすくなり、心筋梗塞などを引き起こしやすくなってしまうのです。

くも膜下出血との関係は?

飲酒・喫煙の習慣は健康を害し様々な病気の発病リスクを高めてしまいます。もちろんくも膜下出血も無関係ではありません。高血圧はくも膜下出血の原因となる動脈硬化や脳動脈瘤を促進させてしまうからです。

実際、飲酒・喫煙習慣のある人は習慣のない人に比べて、くも膜下出血発病のリスクが高くなる傾向にあります。タバコの場合は男性が3.6倍、女性が2.7倍も発病リスクが上昇するというデータがあるほどです。たばこやお酒が習慣になっている人はくも膜下出血のリスクを常に負っている状態でもあるのです。

また、ストレスを解消することを目的に飲酒や喫煙を行っていると、摂取量が増えがちになってしまうだけでなくストレスとの相乗効果で発病リスクが高まってしまうケースも少なくないのです。

発病リスクを減らす為にはどうすればよいか

酒やタバコによる健康への悪影響を回避する為には、禁酒・禁煙を目的とした摂取量の抑制が重要になります。

強い意志でスパッと止められる人はそう多いわけではないため、計画的に量を減らして身体を慣らしていく方法を取る方が確実に禁酒・禁煙出来るようです。

お酒に関しては、個人差はあるものの二合以下(約360ミリリットル)までが健康に良い適量といわれています。

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